ICL(眼内コンタクトレンズ)治療について
ICL治療の特徴
- シャープであざやかな見え方が期待されます
- 入院不要の治療で、翌日には快適な視力回復が期待されます
- 良好な夜間の見え方が期待されます
- 薄い角膜の方にも対応
- 生体適合性の高い素材のレンズを目の中に入れます
- 近視や乱視の強い方にも対応
- ドライアイの原因になりにくい
ICLについて
手術の流れ
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散瞳薬点眼で瞳孔を拡大し、点眼麻酔をします
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角膜の縁を約3mm切開し、切開した部分からレンズを眼の中に入れます
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挿入したレンズを虹彩と水晶体の間に固定します
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瞳孔を縮瞳させて手術は終了です
ICL治療の適応となる方
- ■ 年齢
- 21歳から原則45歳まで
- ■ 近視度数
- ・6.0D以上の近視(3D以上6D未満の中等度近視および15Dを超える強度近視眼は慎重適応)
- ・屈折が安定している方
ICL手術を受けることができない方
妊娠中・授乳中の方はICL手術を受けることができません。
その他、眼疾患や眼の形状等によって手術ができない場合がありますので、受診の上、ご相談ください。
ICL手術費用
乱視なし | 両眼 600,000円 (税込660,000円) |
片眼 300,000円 (税込330,000円) |
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乱視あり | 両眼 680,000円 (税込748,000円) |
片眼 340,000円 (税込374,000円) |
別途、術前検査時に術前検査費用10,000円がかかります。
手術後の主な症状について
見え方について
- ● 視力の変動
- 術後1週間ほどは、炎症などで視力が変動することがあります。
- ● ハロー・グレア・光の輪
- 夜間や暗い中で光を見た時に、眩しさを感じる場合があります。通常は徐々に気にならなくなりますがこの症状が残る場合はご相談下さい。
一般的な症状(帰宅〜翌日)
- ● 異物感、充血、かすみ
- 傷口が治癒し、炎症が治まることで、時間とともに自然に改善します。
Q&A
- 治療を受ける制限はありますか?
- 目の形や病気、全身疾患などによって治療の対象とならない場合があります。
事前に詳しい検査を行い、目の形、状態、生活習慣などを総合的に検討して治療が可能かを専門の医師が診断を致します。
また正確な検査のためにコンタクトレンズは一定の期間装用を中止していただく必要があります。
妊娠中、授乳中は視力が不安定になることがあり近視矯正手術はできません。
- 眼内コンタクトレンズを入れていることは他人に気が付かれますか?
- 虹彩の後ろに挿入するので、外からは見えません。
- 「ハロー」・「グレア」とはなんですか?
- 暗いところで明るいライトなどを見た時に光の周りににじんだ輪が見える現象をハロー(光輪症)といい、ギラギラと光ってとても眩しい症状をグレアといいます。
症状の度合いや期間には個人差がありますが、治療後数ヶ月で自然と気にならなくなることが一般的です。
- 費用は公的医療保険の対象ですか?
- 公的医療保険の対象ではありません。
ご自身で加入している民間保険の給付については、「有水晶体眼内レンズ挿入術」が対象かどうか、加入保険会社へお問い合わせ下さい。
- 老眼も治りますか?
- 40歳頃から加齢に伴う調節力の衰えにより「手元が見にくい」と言った老眼の症状が出始めます。
老眼は遠近のピントを合わせる能力が衰える症状です。
眼内コンタクトレンズ治療は近視や乱視など屈折の矯正を行いますが、老眼の治療ではありません。
老眼により手元が見にくい場合は近用眼鏡(老眼鏡)等を適宜使用して下さい。